Le cœur et le courage

ベジャール、そしてバレエはつづく」、ル・シネマにて最終日に観てきました。公式サイトはこちら
ベジャール亡き後のBBLのこれからを占うジルの振付作品「アリア」の創作風景&世界初演を追ったドキュメンタリー。この「アリア」は今年11月の来日公演で上演予定です。はいっ、映画観ると「アリア」観たくなりました!。
ローザンヌ市とBBLの契約って3年間って聞きました。いつから3年なのかわかりませんが、ベジャールさんの死去からもう2年2ヶ月が経とうとしています。この映画ではローザンヌ市長さんが作品を観に来たり、ローザンヌでの初演が成功に終わったらしいラストシーンが納められているあたり、市の理解と支援が続くような印象を持ちました。
ジルが芸術監督になって問題もたくさんあるのでしょうが、この映画はジルのBBLの良いプロモートになっていると思います。BBLには存続してもらいたいし、今BBLの中心になっているダンサー達がベジャール作品を踊るのをもっと観たい気持ちも強いです。・・・しかし、ル・シネマの上演期間は1ヶ月弱でお客さんの入りもオペラ座の映画より良くなかったみたい。一般ウケはこっちの方が良いように思いますが。
そういえば、パリ・オペラ座のすべてはル・シネマで上映後、他の映画館でも上映が続いているんですね。23日からは恵比寿のガーデンシネマでも観られるようです。知人が教えてくれました。他、川崎、有楽町、多摩センターでも上映中(もう終わってるところもある?)のようです。公式サイトの劇場案内のリンクができてないので詳しいことがわかりにくいですね。シネマぴあの検索結果はこちら。私ももう1回、観に行こうかと思ってます。