ルネ・ラリック@国立新美術館
明日で終わりなもんですから、ギリギリ間に合いました〜。行くぞ行くぞと思いながら過ぎちゃって。
人もいっぱいで、特にジュエリーのブースはなかなか進まない(^^;。ジュエリーはあんなに小っちゃいのにそこに無限の宇宙が広がっているかのよう。ラリック芸術の神髄とも言える作品ばかりですからねー。魂持っていかれて動けなくなっちゃうのもごもっともです。鋭い自然観察と幻想美の融合。象徴主義の絵画を連想させます。19世紀末から20世紀初頭は美しいものをとことん美しく表現した最後の時代かなと。私はアール・デコも大好きだけど、これは現代の我々の生活の中にある美意識に繋がるもので、大衆の文化としての美しさなんだよね。
パリに行っても、前にリュクサンブール美術館でラリック展やってたことはありますが、それ以外はあまりラリックの作品を目にする機会はありません。むしろ箱根のラリック美術館や諏訪湖の北澤美術館の方がラリック作品を一度にたくさん観られます。いったいどこに行ったらたくさんラリックを観られるのだろうかと思っていましたが、ラリック社や個人のコレクションも多いのでこういう企画がないとなかなかまとまってラリック作品を観ることができないのですねー。そんな中でラリック作品の所蔵美術館としてリスボンにカルースト・グルベキアン美術館という場所があることを今回知りました。また行きたい場所が増えちゃいました。
行けないならせめて本だけでも。
Rene Lalique at the Calouste Gulbenkian Museum
- 作者: Maria Fernanda Passos Leite
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ラリックをめぐるフランスの旅 (Shotor Museum)
- 作者: 南川三治郎
- 出版社/メーカー: 小学館
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- メディア: 単行本
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