プルーストの日毎キャスト

ダンソマニさんにでましたね。→こちら
プラン・フも予定されていたイザベル&ペッシュではなく、マーラー、オネーギンに続いてまたまたイザベル&エルヴェの飛脚ペアだったそうで、プラン・フをご覧になれる環境にいる方がうらやましい限りです。
発表されたキャストもアルベルチーヌと若きプルーストを踊るのは、イザベル&エルヴェ、アバニャート&ペッシュ、ドロテ&ペッシュ、アバニャート&デュケンヌで、初演時のアバニャート&エルヴェ組はありません。モレルとサン=ルーはステファン&マニュネ、オファルト&デュケンヌ、オファルト&マニュネ、ステファン&デュケンヌ、オドリック&エルヴェ。オファルトのモレルってちょっと気になります。オペラ座のフリーペーパー、Ligne8に確か天使か、悪魔か?というタイトルでステファンの記事が出てました。モレルを踊ることについてだったと思うのですが、確かにステファンはちょっと悪魔っぽいけど、天使のようでもあるし、という側面があります。オファルトは天使っぽいわぁ〜。オドリックは・・・。そうなのよ。オドリックがモレルなのも何かピンと来ないのに一緒に踊るのがエルヴェですよ。観たいような、観たくないような、、。やっぱり、そりゃ、観たいけど、倒錯的な妖しい雰囲気で観てる方の妄想をかき立てる、という雰囲気にはならないわ〜。オドリックには色気を感じないんだもん。
初演時もそうでしたが、この作品、エルヴェの登場回数がとても多い。若きプルーストで、5/27、28、6/1、3。サン=ルーで6/2、4、6、8と、全11回の公演中。8回出演です。エルヴェってば、いつになく働きもの。元気で何より。怪我しないでね。←こればっかり。
眠る女はイザベルの体温を感じさせない人形のような風貌と美しい足(プティ好みだと思います)がぴったりだと思います。エルヴェとだったらまたさぞかし美しいだろうと。DVDにもなったからプルーストはいいかな、と思っていたのにやはりとても観たくなります。
イザベルの細眉が好みじゃない方も多いようですが、私は好き。古の銀幕のスターのようで本当に美しいと思うのです。会場で見かけた彼女は、表情がくるくる変わって生き生きとして可愛らしい。人を引きつける魅力があると思いました。モテるのもわかります。だって女でもあの足には惚れます。オネーギンの原作を読んでいたら、プーシキンが足へのフェティッシュなこだわりを語っている部分がありました。タチアナの足が美しかったという生々しい表現はありませんでしたが、タチアナに愛情を注いでいた足フェチプーシキンはイザベルの足を愛したことだろうと思います。
オネーギンの感想も中途半端のままで、記憶がどんどん薄れていくようで悲しい。色々感じることがあると却って文章にするのが難しくなります。・・そうそう、プーシキン本人も、妻に言い寄った人と決闘して打たれた傷が元で無くなったそうです。プーシキンはオネーギンでもありレンスキーでもあるのですね。