ライモンダいろいろ3

主役そっちのけで話題をすすめてました(^^;。今日は主役について書きます。
ライモンダ、ジャン・ド・ブリエンヌ、アブデラムの順番で、26日はコゼット、パケット、ブリダール。27日はドロテ、ジョゼ、ジェレミー。31日はアニエス、ジョゼ、ステファンでした。
諦めていたジョゼが観られたのはラッキーだったし、アブデラムを踊るステファンが観られたのもうれしかったんだけど、やはり31日は予定通りのキャストで観たかったな。もちろんジョゼにもステファンにも何の不満もないし、ステファンがアブデラムを踊ったらジャン・ド・ブリエンヌは他の誰かが踊るしかないわけだし。とにかくイレールが観たかったっていうそれだけです、ハイ。
ステファン@アブデラムですが、かなり素敵でした。悪役なんですけど、真面目でまっすぐにライモンダに愛を表現していました。セクシーなんだけど色気むんむんという感じではなく、スポーツマンのような爽やかさもあるのです。彼の個性ですね。ジャン・ド・ブリエンヌとの戦いのシーンも一番気迫が感じられました。ブリダールなんてあっさりやられてましたから(笑)。ジェレミーはじっとり粘っこくライモンダを誘惑してました。あからさま過ぎるのと、湿度が高い感じが少々私は苦手でした。ブリダールはその辺りも「ふーん」みたいな顔して真剣味が足りないんだけど、何考えてるかわからなくって却って気になるのでした。気がつくといつも目が合っちゃう、みたいな。ステファン@アブデラムなら誘惑されたい〜という気持ちにも。ライモンダがアブデラムにも惹かれていくという解釈もありますもんね。ステファンだったら幸せになれるかも(妄想)。
アニエスはさすがの姫オーラでした。ライモンダにはこういう輝きが必要です。3幕なんて、もう女王様状態。世界は私のもの!でした。ブラボー♪細かい感想は無意味です。大晦日のゴージャスなガルニエそのものでした。