ライモンダいろいろ2

本日はダンサーについてあれこれ書きます。私の勝手な感想なんで悪しからず。
ライモンダのお友達アンリエッテとクレマンスについて。26日はミリアム、フルステー。27日はユレル、ズスペルギー。31日はブーレ、エケ。
以前も触れましたが、ミリアムが素晴らしかったです。会場からもたくさんの拍手とブラボーをもらっていてパリの観客はわかりやすいな〜と思いました。フルステーも派手なんで少し地味なコゼット@ライモンダに華を添える綺麗どころのお二人でした。27日のお二人は堅実にきっちり踊って役をこなしていました。安心感はありましたが、ドロテのお友達というより年上のお世話係という風情でした。31日は二人とも体格が良いので長身のアニエスのお友達としてはバランスは良いしお綺麗なのですが、ダンスそのものがなんともはや・・。ブーレという方を個人として認識したのがこの日が初めてでしたが、これといって印象には残りませんでした。エケもブーレもぶんぶん手足を振り回しているだけに見えてしまい、情緒がないのです。昨年5月に北京で見たエケに何かが欠けている気がしましたが、今回もさらなる落胆を感じてしまった。綺麗なダンサーなのに残念です。
男の子のお友達コンビのベランジェとベルナールについて。26日はオファルト、イゾアール。27日はメイザンティ、レヴィヨン。31日は、マニュネ、オファルト。
26日のイゾアールは達者なんだけど、音の取り方が速くてオファルトと全然合ってない。最初、オファルトが遅いのかと思ったけど、群舞の中にいるイゾアールもやはりみんなと合っていない。上手いんだけど何か浮いていた。翌27日のお二人は若々しく息も合っていて、改めて「こんな踊りだったなか〜」と感心。レヴィヨン君は、はりきって踊っていて好感が持てました。うれしそうだし、私も応援モード♪。オファルトもなかなかハンサムだし素敵だったんだけど、このお友達隊の中ではフロリアン・マニュネが一番好みだったかも。スタイルも良いし、ジャンプも高く軽やか、足きれ〜。適度にノーブルだし、さすが全幕物で主役を踊っているだけあるわ。今後もマニュネ君要チェック。しかし。ベランジュ&ベルナールにしろ、パ・ド・カトルにしろテクニックを要する踊りが満載でダンサー達は大変よね。これってヌレエフ版だからよけいに難しくなってるんでしょうかね?見てる方はドキドキしながらもメンズ達の踊りはとーっても楽しかった♪。もっと観たーい。
その他、サラセンペアのシャルリーヌ&M・モローも目立ってました。マルクは一周り身体が大きくなったみたい。踊りにもキレがあるし、容姿にも華があります。レヴィヨンもそうですが、スーパーバレエレッスンの生徒さん達は将来有望です。アクセルの姿がベジャールプロにもライモンダにもなかったのが残念ですが。