エトワール・ガラAプロ8/7

今日も行ってきました。平日のマチネなんでひどすぎる〜。仕事のお昼休み(一般的な昼休みとは時間がずれているのです)を利用して渋谷まで足を運び、公演が終わってからまた仕事にもどるということを初めてしました。やればできるもんだわ。
二日目なので初日のワクワク感はありませんでしたが、その分落ち着いて観られました。アバニャートとペッシュの「椿姫」は昨年の白のパ・ド・ドゥに比べれば大変良い仕上がりでした。一ヶ月前に本公演があったばかりですもんね。アバニャートのマルグリットは19世紀のクルティザンヌって感じじゃないけど、一生懸命演技していてそれなりに説得力がありました。ペッシュもしかり。はまり役じゃないけど二人が作り出す世界に入って行くことができました。音楽がピアノだけなんで耳にも馴染んだ音の迫力がちょっと足りず物足りなさが残りました。もともとピアノコンチェルトですからねー、無理もありません。ピアノの上田さんも良い演奏をしていたのですが、私はもっとエモーショナルなのが好きかな。あと、ピアノの音が湿って感じられた、、、日本だからかな。
メリー・ウィドウ」のマリ=アニエスの衣装のことは昨日もちょっと触れたけど、かなりデコラティブです。マリ=アニエスも衣装に負けてないけど彼女はやっぱりベラ・フィギュラのシンプルなドレスが似合います。同じチュチュでも白鳥みたいなオーソドックスなタイプは良いのにね・・。きょうのマリ=アニエス&マチューは演技が昨日より光ってました。マチューがマリ=アニエスががんがん踊ると「まいっちゃうなー」みたいな表情をしたり(^^)。美味しそうにシャンパンを飲むマリ=アニエスはもう本当に男前だった。
昨日は気がつかなかったけど、「ラ・バヤデール」ってルンキナ&イリの予定だったのよね。ペッシュがこの演目も踊っているから、彼は一人で3演目に出演。オーガナイザーは大変だね。エルヴェがアバニャートと踊る予定だった「カンツォーニ」も踊ってくれました。彼らはやはりコンテが似あう。甘い雰囲気も出しながらちょっとロマンティックに適度にリズミカルに、そしてどこかなつかしい気持ちにもさせてくれる作品でした。なんか変〜とか、難解なコンテではなく、動きにも変化があって飽きさせません。
ロミオとジュリエット」では、マチューのロミオが全幕で観たくなりました〜。ただユレルがね・・。ちゃんと踊っているんですけどどうしてもジュリエットに見えないのです〜。彼女は主役ってのはちょっと無理があるかな。ま、これはもともとピュジョルと踊る予定だったあのよね。あ〜残念。2部の二つのコンテ作品、「思いがけない結末」と「ベラ・フィギュラ」が続くんでちょっとダレる感じもあり。でもアッツォーニとリアブコの作り上げる世界に引き込まれてしまえばそんな心配も飛んじゃいました。「バーンスタイン・ダンス」は短いけど、リアブコの軽快なソロが見どころ満載。ガラ向きです。
以上、演目の順番関係なくただ思ったことをだらだら書いちゃいました〜。明日はBプロだっ!