ミラノ・スカラ座バレエ

本日マチネ行って参りました。キャストはこちら。せっかくのスカラ座公演だから、ゲストでなくスカラ座のダンサーでと思ってこの日にしました。スカラ座のダンサーは長身の方が多いという印象。美術は同じヌレエフ版でもパリ・オペのとはちょっと違いましたね。全体に衣装が同じ色調で主役二人とのコントラストははっきりしません。だからこそ主役オーラがもちょっと欲しいところ。残念。一幕の街中では、屋台があったり、街の人達も牧師さんがいたりします。セットはとても良かったと思います。しかーし、ダンサーの方々がイマイチ。ヌレエフ版は難しいのだと思うけど、足さばきがあまり軽やかでなくてー。体型もがっちりしてる方が多いみたい。全体にバラバラした印象が残りました。キトリのマルタ・ロマーニャはリズムの取り方とか微妙な所が私の好みでなくて、テクニックも甘いのかな？背中や肩のラインがしまりがないのが気になってしまった。足を上げる角度も微妙にあれ〜？な感じ。バジルのミック・ゼーニはキレがあってよいかなーと思ったのですが、やっぱりヌレエフ版が特殊なせいか、肝心のパ・ド・ドゥのソロがいっぱいいっぱいな感じでした。普通のバージョンで見た方が良かったかな？
そんなワケで本日は不完全燃焼〜。帰宅してからパリ・オペのヌレエフ版を見てしまった。やっぱりルグリはいいわ〜。ついでに闘牛士のエルヴェもチェック。結構イイ所でカメラの枠からはずれてるのよね。オドリックが妙に目立ってる。彼は姿勢のせいもあって遠くでもわかっちゃうのよね。何かいつ見ても笑える？ダンサー。妙に和む〜。他、群舞のメンズもビジュアル的にイケてる面々が多いので満足度が高いと思われます（笑）

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