パリは燃えているか?

5月号が出てました!内容はエトワールになったベランガールの話題と、ミリアム&ティボーのドン・キ、ミテキ・クドーのインタビュー印象記、4月11日のシンデレラのレポです。
斉藤珠理サンってこんなコラム(写真付き!)も書いてる。これは、バレエに関するものだから、Dance Cubeとテイストが違っても延長線にあるのがわかるけど、他のコラムは雰囲気が違います。きっとこっちが彼女の本業と思われます。ミテキさんの話題もありますが、何か読後感が良くない。ジェンダーの問題を切り口にフランス文化を語る視点は面白いと思うのだけど、掘り下げ方がクールじゃないよ。妙な湿った俗っぽさを感じてしまう。ミテキが語ったらしい言葉を引用してるけど、その表現の露骨さに知性を感じさせないものもあってミテキの印象が悪くなってしまった(^^; でもこれってインタビュー全部を読めばそんな印象にならないような気がするんだよね。引用が部分的過ぎちゃって著者にとって都合の良い切り取り方をされちゃってるような・・。他のコラムはそれなりに面白いのもあるんだけどなー。ジェンダーセクシュアリティのニュアンスの違いを明確にしてほしいからかな?日本語で女らしさって表現しちゃうととても曖昧にになっちゃうからね。とは言ってもジェンダーって言葉自体が世界的に同一のコンセンサスがないからしょうがないのかな?こんなことにこだわっちゃうのは斉藤サンに言わせれば無粋ってやつかもしれません。