パリ便り2

本日28日はリヨンに来ています。寒いけど覚悟していたのでそれ程ではありません。公演を見る予定のない日はゆっくり出来ます。夜が長い。
ライモンダの感想を少し書いておこうと思います。
26日のライモンダ初見の時は全てが興味深く初めての作品を観る喜びでいっぱいでした。美術はゴージャスでダンスも次々に繰り広げられ見どころ満載です。ライモンダのお友達の出番も多くアピール十分の役です。26日のミリアムがとても良かったです。この日のMVPはブリダールでしたが、次がミリアムです。音楽性が豊かだし、こういうクラシックの演目できっちり綺麗になおかつ愛らしく踊れるのは、今のプルミエでは彼女くらいかも。フルステーはわりと好きなのですがアクが強すぎる気もするので。
ブリダールの踊りを観たのは久しぶりですが、何と言ったら良いのか、重心の移動が不思議なのです。上下左右に移動するのにバランスは常に保たれていて、次の動きが予想出来ないとでもいいますか、、。27日のアブデラムはベランガールでしたが、同じ振り付けじゃないみたい。ベランガールも良かったし、むしろアブデラムという役に関して言えば彼の方がなりきっていたと思います。役がどーのと言うのではなく、私はブリダールのダンスが好きなのかも。
27日はデュケンヌが降板で何とジョゼが踊ったのです。ラッキ〜!前日のコゼット&パケットには少々不満が残りましたが27日は大満足です。ドロテも堂々としていてエトワールとしてのオーラを振りまいていました。なかなか音楽を支配するとまではいきませんが、3幕のあの難しい踊りを魅せてくれました。ジョゼはもう言うことがありません。踊ってくれてありがとう!
他にもいろいろ感じたことはありますが今夜はこの辺で、、。明日はパリに戻りベジャールプロです。