ロイヤル・バレエ「シルヴィア」7/6

帰国した翌日、時差ボケにもめげず観に行きました。キャストはこちら
長く埋もれていたアシュトン作品の復刻版だそうで、古色蒼然とした中にロイヤルらしさが感じられる作品でした。今回の来日メンバーはがらっと様変わりしていて新生ロイヤルの変貌ぶりが楽しみでありかなり不安でもあったのですが、良い意味で予想を裏切ってくれました。ヌニュス、ソアレス、とーっても良かったです。コジョカル、ロホ、コボーなどのバレエ・フェス常連より、この二人の方がガラ向きなんじゃなかろうか。来年のフェスに呼んで欲しい。機会があればまた観たい気持ちがムクムク〜。眠りはロホ&ボネッリのチケット持ってますが買い足しちゃおっかな〜。
プリンシパルのペネファーザーは少々もの足りませんでしたが、アミンタという役として見ればそう遜色ない印象です。エロスはちょっと笑わせるダンスもありこれまたロイヤル風味。ストーリー展開はなんちゃってだし、2幕は少々退屈でおまけに短くって盛り上がりに欠ける印象だったし、作品としてこれから世に残っていくか微妙ですが、ロイヤルらしさのを楽しむには面白いレパートリーだと思います。色んなキャラクターが出てきてそれぞれの性格づけがはっきりしないと舞台がしまらないですから、ダンスのテクはもちろんのこと演技力がかなり重要です。
日本人ダンサーの蔵健太さん、なかなかのテクニシャンで堂々とあっぱれなダンスは目を引きました。小林さんはあんまり目立たなかったな。群舞にいた東洋人は平野さんだと思いますが、だいぶ大人な雰囲気になって身体が一周り大きくなったみたい。日本人としては手足が長くスタイルが良いですよね。ローザンヌの時から応援してるんですけど、なかなか芽が出ません。頑張れ〜。
帰国してたまった郵便物をチェックしたら、K-Balletのコッペリアの先行予約の案内あり。締め切りすぐです。焦る〜。
「ダンスマガジン」もあり、エルヴェのインタヴューあり。椿姫のDVD化のことにも触れてます。悲しみ、再び・・(ioi)。よく見るとエトワールガラの演目も変更になってるんですね。それに関しては、また後日。

Sylvia / [DVD] [Import]

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