椿姫雑感6/25、26

昨夜はさすがにブログ更新のエネルギーはありませんでした。今夜はまだ元気です。
正直、昨夜は疲れるていたのかもしれませんが、不満を感じてしまいました。
何故かというと、ムッサンとルグリの息が合ってないと感じたせいが一番大きいかな、と思います。前回のオーレリ&ルグリは音楽性も豊かでルグリの熱い演技をオーレリは上手く吸収していてバランスが良かったのだと改めて思いました。ルグリの良い時は単なるダンスを越えたドラマティックな感情表現を魅せるのでついそれを期待してしまうのですが、ムッサンとではルグリの魔法が効かなかったみたい。だからと言ってムッサンが悪い訳ではないのです。パ・ド・ドゥ以外はとても良かったんです。輝くような主役オーラは無いものの丁寧な役作りで表現も的確でした。残念です。大事なパ・ド・ドゥでちょっとしたタイミングがずれちゃうのです。ルグリが早すぎる?感じでこの二人で十分に練習が出来てない様に感じました。ルグリ忙しいもんね。
アルマンパパのKlemmはとても良かったです。マルグリットへの気持ちの変化も自然に伝って来て彼女への接吻と抱擁に接待力がありました。今夜ドナールを見たけどやはり焦燥感が全面に出ていて葛藤は激しいけど、アルマンへの愛とマルグリットへの理解に基づく慈愛が表現されていないと感じました。それがないとあの接吻と抱擁は単なる慰みのようなものになっちゃうんで。さて、イレールはどんなアルマンパパなのでしょうか。
ゲストのボッレのアルマンは定評通り素晴らしかったです。長身のルテステュ相手にリフトも鮮やかでしたし、しっかり感情表現をしながら抑制も効いていて関心しました。ルテステュとの間に愛が見えました。陶酔〜。来て良かった〜。
ドロテのプリュダンスはコケティッシュでありながらかわいらしく魅力的でした。原作の百戦錬磨の世間ずれしたキャラクターとは違ってくるんですが。
他、いろいろ感じた事がありますが長くなっちゃうのでまたにします。