BBL2008初日

本日のキャストはここ
ボレロ、今日はオクタヴィオだ。がーん(;_;)。彼のボレロは良い、という人もいるのであまちテンション下げずに行って来ます。4つの演目全てにジュリアンの名前あり。メンバー、だいぶ変わっちゃって知らないダンサーも多いけどマーティン、ティエリー、ガオンくん、ドメニコさんなどのおなじみメンバーは健在。あっ、もちろん那須野くんも。女性陣はカトリーヌ、エリザベット、ゴンザレス、シャルキナ以外はもうよくわからなくなっちゃってる。そんな中、もう退団しちゃったかなと思っていたマリオンの名前が今日のキャストにあるよ(^^)。
記者会見のもようはこちら。ジュリアン、髪短いままだ。私はこっちの方が好き。
★★★
初日、観てきました。
あまり期待しないで行ったのですが、全体としては楽しんで来ました。ジュリアン、たくさん踊っていて大変だったろうな〜。ファンとしてはうれしいけど。ジュリアンも十分大人になって(当たり前なんですが)、以前のような輝くような若さはなくなりましたが、落ち着いた魅力が出てきて私は今の方が好みかも。他のどのダンサーよりも身体が雄弁で腕や肩、腰の動きが柔らかく何ともいえないニュアンスを感じました。
「イーゴリと私たち」、初見ですが、イーゴリってイーゴリ・ストラヴィンスキーだったのね。ストラヴィンスキーの肉声とヴァイオリン・コンチェルトニ長調で奏でられた作品。ベジャールさんが生前手がけていてジル・ロマンが完成させたというもの。ジルのパート(主に肉声部分)はいかにも、のジル節。私はこのストラヴィンスキーの曲が大好きなので、音楽を聴きながらドキドキしちゃって楽しい気持ちになれました。作品としてはどうなのかな、完成度が高いとは言えないかも。以前、ローザンヌに行った時に観た別の作品の方が良かったな。あの作品、もう一度観たい。
「祈りとダンス」、色んな作品のオムニバスみたいだった。ベジャールさんの晩年の作品ってこういうの多いね。それなりに楽しめましたが、見ごたえはイマイチ。作品に入り込めない。男性群舞いっぱいなのはこのバレエ団らしくって良かった。
ボレロに関しては、何とも・・。何故、オクタヴィオがメロディを踊るのか・・。今日はハズレだったってことか。あぁ、でもやっぱりボレロって作品に対してもバレエ団にとってもこのキャスティングはまずいんじゃないかと思ってしまう。私はあんまり辛口で書きたくないんだけど、今日は書いちゃうよ。こんなへろへろで、リズム感の悪いボレロは初めて。陶酔できないボレロも初めて。途中からはリズムのジュリアンやドメニコさんばっかり観てました。・・ジュリアン、メロディ踊れないのかな。ジュリアンのメロディ、観てみたい。