ベルギーの食1

今回の旅行中、3泊4日でブリュセルとブルージュに行ってきました。ベルギーと言えば、チョコレート。ゴディヴァ、ノイハウス、レオニダスなどのおなじみに加え、私が世界で一番美味しいと思っているピエール・マルコリーニもベルギーのチョコレート屋さんです。街にはたくさんのチョコレートショップがあり、いくら観光客目当てといっても経営が成り立つのか疑問に思う位でした。左の写真はグラン・サブロン広場にあるマルコリーニのショップ。内装は黒が中心でたいへんシックでした。ちょっと緊張してお店に入ると日本人の店員さんがいらしてびっくり。大好きなシャンパントリュフが箱入りで売られていて9.5ユーロ。安っ。当然お買い上げです。職場のおみやげにしました。他、この季節らしいものとしてチュコレートでコーティングしたクレモンティーヌとマロングラッセも購入〜♪クレモンティーヌって温州みかん程度の大きさのオレンジの一種です。手でむいて食べられるしジューシーで酸味もほど良い、香りも爽やかな柑橘類です。日本では見かけませんね。パリで売ってるものはスペイン産って書いてありました。
ブリュッセルの地元の方たちに人気の店は、ウィタメールなんだそうです。マルコリーニ氏もこのお店で修業をしたそうですから老舗的な役割なんでしょうか。おなじくグラン・サブロン広場にあるウィタメールのショップはカフェもあり、お茶したり軽い食事もできます。右の写真はティラミス。それにしてもすごいボリューム。これ以外にもチョコが数個ついていたのだ。お菓子好きの私でもしばらく甘いものは遠慮したくなる量でした。満腹〜。味は上品でしたが、結構しっかりしてました。チョコも素直な甘味と滑らかさがあり品質は上々。しかし、私の好みはやはりマルコリーニでした。あの蕩けるような滑らかさと、カカオの個性と他の素材とのバランスは他にはないものです。脱帽。
ベルギーのお菓子と言えば、ワッフルも有名ですね!これも是非とも食べなくちゃと思い、伝統菓子の店、ダンドワへ。素朴な焼き菓子もたくさんあって、どれもこれも食べたくなっちゃいました。グラン・プラス周辺に本店と支店の二軒の店があって、写真は支店。この上がカフェになっているのです。シンプルにブラウンシュガーだけのとかもありましたが、アイスクリームの味も試したくて右のものを注文。ワッフルは表面がカリッとしていて香ばしく、アイスクリームも好きな甘さで大変美味しかったです。これは何度も食べたくなりました。このダンドワはパン・デ・ピスや同じくスパイスの利いたクッキー、スペキュロースなども売られていて、素朴でありながら伝統を丁寧に守っている雰囲気はとても素敵です。日本には西欧のお菓子が色々入ってきてるけど、こういうお菓子ってあまり知られていませんね。パン・デ・ピスはフランスでもおなじみで、日本ではチーズ屋さんのフェルミエなどで見かけたことがありますが。日もちもするしおみやげとしても良いと思いましたが、スパイスの味に慣れてないせいか、職場でのウケはあまり良くなかった記憶があります。残念〜。