オペラ座サイトの映像

昨日帰国しました。昨夜は、早々に寝てしまってPCを開くこともなかったので、今日になってやっとロミ&ジュリの映像をチェックしました。
エルヴェのソロの部分もありましたねー。私が気に入ったのは、このエルヴェのソロとそこから続く3人の踊りです。キュピレット家の舞踏会に向かう前ですね。ロマンティックだけど少しセンチメンタリックで、悲劇を予感させるソロです。彼の長い手足がなんとも言えないニュアンスを作り出すのよねー。
音楽はこれ↓
London Symphony Orchestra & Sir Colin Davis - Berlioz: Rom?o et Juliette - Rom?o et Juliette, Op. 17: Scene 2 - Rom?o seul - Tristesse - Concert et bal - Grand fete chez Capulet

もう一つは、埋葬されたジュリエットが復活するシーンでした。もう、ロミオは毒を口にふくんだ後です。まさか、ここからジュリエットと踊るとは思いませんでした。ジュリエットは埋葬される前に、神父様とお父さん?の二人とともに仮死状態のまま脱力して踊ります。マクミラン版のロミオとのデュエットみたいにジュリエットが跳んだりすることはなく、ただ二人にリフトされるがままって感じなんですけど、男性二人も、脱力したように見せるオーレリも大変なんじゃないかなーと思いました。墓場のシーンでのジュリエットとの踊りでロミオが瀕死ってのは他にないバージョンかと思います。瀕死のエルヴェもまた素敵←もう病気ですね。
このビデオ、どうやら初日に撮影されたもののようです。埋葬シーンでジュリエットが抱き上げられる時、小石に敷かれたスカートが破けちゃいました。身体が埋もれるほど小石を身体の上に乗せられたオーレリ、苦しくないの?と心配になってしまった。他の日は、胸元に残っていた小石が回転と同時に飛んできたり、傾斜している床をころころ転がったりしてました。ダンサーたちが踏んだら怪我しそうでハラハラしちゃった。
音楽はこれ↓
London Symphony Orchestra & Sir Colin Davis - Berlioz: Rom?o et Juliette - Rom?o et Juliette, Op. 17: Scene 6/7a - Romeo a`u tombeau ... La foule accourt au cimetierre