ダンスマガジン7月号
今日、届きました。表紙はサラファーノフのアリ。足が開いていてきれな跳躍です。面白かった記事は、「小林十市が語るバリシニコフの魅力」。小林さんにとってアイドルだったミーシャの魅力を語ってくれてます。十市さんはご自身のブログでもこの記事のことに触れてらっしゃいます。私もバリシニコフは大好き。ただ、彼がクラシックを踊っているのはライブでは見たことがないのです。映画で見てファンになって、ABTの芸術監督だったころの来日公演でジゼルを見たのがプロのバレエ公演を観た最初だったと思います。カーテンコールでミーシャの姿を見られてとってもうれしかった。ホワイト・オーク・ダンス・プロジェクトの来日公演や玉三郎と共演した公演も観に行ったっけ。でもクラシックのバレエテクニックとは違うダンススタイルとは違うもので頭の中にあるバリシニコフ像と違ったため不完全燃焼でした。十市さんもおっしゃってますが、彼の残した映像は20年以上経っても色あせない魅力があると思います。映画の内容によっては何だかなーってのもあるけど。
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三浦雅士氏によるドミニク・カルフーニのインタヴューも興味深かった。特にプティについて語っている内容が面白い。「深みとか精神性といったものを本当は持っている」と言っています。一見華やかなショウのようにも見えるプティのバレエの魅力の本質はここにあると私も思うのです。それを表現できるダンサーが踊るとプティの作品は全く別のものに生まれ変わるのだと思います。カルフーニの踊りも見てみたかったな〜。