ディアギレフ・ガラ

昨日ボリショイ劇場で行われたディアギレフ・ガラの画像が早くもダンソマニさんにupされてます。→こちら
ロシアのフォーラムにはさらに別の画像が。→こちら
エルヴェのアポロ〜。太陽神とも言われるアポロン、私のエルヴェのイメージは月なので、どうかな〜?と思いましたが、本来はアポロは予言、牧羊、音楽、弓矢の神で理想の青年像とのこと(Wikipediaより)、正にぴったりですねー。このバランシンのバレエも詩、劇、歌と舞踏の3人のミューズの守護神ってことですから、お天道さまチックなアポロとは趣が違うと解釈します。今まで私が観たアポロはボッレ、アコスタなど。ボッレの完璧な美はアポロにぴったりだったし、アコスタの美しく柔軟な身体も美しかった。この作品、ムーヴメントの美しさというより、ポーズや肉体そのものの美しさが際立つ印象があります。画像だけでは本来の良さはわかりませんが、今のエルヴェは身体そのものの持つエネルギーが充分あるので、繊細で美しく、内面に強さも兼ね備えたアポロを作り上げているようです。カーテンコールの写真では少年の面影も垣間見え、なんとも言えない魅力があります。もしかしたら、今、彼はダンサーとしての旬を迎えているのかもしれません。できるだけ彼の舞台を観なくては、という焦りすら感じます。