パキータ@北京17日

マチネは、ミリアム&マチアス。可愛いペアでした。マチアスは若さいっぱい。ジャンプが高く会場がわきました。しかし、表情やちょっとした仕草が普通の若者なんで、ソロで踊る時以外は主役オーラが足りません。これから経験して身につけて行くと思います。
ミリアムも一生懸命踊っていて本当に可愛かったです。少し元気良すぎで勢い込んじゃったかな、という感じもあり・・。
そしてソワレですが、エルヴェ、踊りましたよ〜。始まる前にキャスト変更のアナウンスがあった時はヒヤッとしましたが、トロワ隊のティボーが降りてブシュに代わるという事でした。ティボー君どうしたのかな?昨日もあんまり調子は良くない感じはしたけど。
ドロテはエトワールになって自信がついたのか、のびのびとしていてテクニックも安定してました。何より身体が雄弁でした。足さばきも軽快で表情に富んでいました。
エルヴェの事はいろいろありすぎて言葉が見つかりません。一瞬足りとも見逃したくなくて見てたのであっという間でした。たくさんバレエを見て来たせいか、だんだん自分の中でここはこう踊って欲しいみたいなのができて来てしまって、ダンスそのものを十分楽しめない時もあるのですが、エルヴェの踊りは私の規範を裏切らず、なおかつ予想以上の陶酔をくれるのです。そして私の脳裏に長く形の良い手足の軌跡を残し、完璧に美しい姿がコマ送りになって回想されるのです。今夜は良い夢が見られかな〜?記憶が薄れるのが悲しい〜・・。
まとまらないので、続きは帰国後にします。